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全部門2けた増収で売上高は20%増 三井ハイテック中間期
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経常利益は倍増
半導体機器製造の三井ハイテック㈱(北九州市八幡西区、三井康誠社長)の17年7月期連結中間決算(17年2月〜7月)は、売上高は前期比19・7%増の379億5500万円、経常利益は同約2・1倍の12億900万円で大幅な増収増益だった。
主要得意先である車載向け、スマートフォン向け半導体製品の需要が旺盛で、全部門を通じて2けた増収という好調さを見せた。前期に苦戦した主力の電子部品(同17・8%増)も大きく盛り返したほか、前期から好調だった電機部品(22・7%増)もさらに伸びた。また利益面では、生産性向上・原価低減の取り組みが効果を示したほか、前期に計上していた為替差損が大幅に減少したことにより、経常利益はほぼ倍増。四半期純利益は同約2・5倍の16億4400万円となった。
通期の業績予想は当初発表から上方修正を加え、売上高は前期比16・3%増の760億円、経常利益は同28・8%増の28億円で増収増益を見込む。
2017年9月20日発行