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全国の薬局薬店に第2類医薬品の卸売開始  新日本製薬    同社初、花粉症向けの抗アレルギー薬


 医薬品、健康食品、化粧品通販の新日本製薬株式会社(福岡市中央区赤坂1丁目、後藤孝洋社長)は今月中旬から、全国の薬局、ドラッグストア向けに第2類医薬品の卸売を始めた。
 これまで第3類医薬品の通信販売は手掛けてきたが、第2類医薬品の販売は初めて。販売するのは抗アレルギー薬の「ルキナガード」。花粉やハウスダストのアレルギー症状や、じんましん、湿疹などによる皮膚症状に向けたもの。同社によれば、花粉症向けの医薬品は治療薬が多いが、「ルキナガード」は予防薬としての効果が期待できるという。1日2回(1回2カプセル)の服用で内容量は40カプセル(10日分)。価格は税込で1764円。
 取扱店は大賀薬局、新生堂、コスモス薬品(福岡一部)、サンドラッグ九州のほか薬局薬店。同社ではこれまでの通信販売で培ったノウハウをもとに、一般顧客一人ひとりに訴求できるよう、売り場強化やプロモーションに力を入れていくという。