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全国かまぼこ品評会で最高賞 志岐蒲鉾本店


20年ぶりに

かまぼこなどの練りもの製品を製造販売する株式会社志岐蒲鉾本店(大川市酒見、志岐博道社長)は5月29日、「第69回全国蒲鉾品評会」で最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。受賞は20年ぶり。

同社が出品したのは「特選蒲鉾」。職人がすべて手作業で仕上げる紅白のかまぼこで、魚のうまみと弾力、色味などが評価された。全国から7部門800点の応募があり、最高賞6枠のなかの1社に選ばれた。同社では「合成保存料を加えないという昔ながらの基本を守り続けた。冷凍のすり身を使用するメーカーが多いなか、当社は自社で鮮魚を仕入れて加工することにこだわっている。こうした努力も評価対象になったのでは」と話している。

同社は1850年創業、1961年設立。資本金2985万円。

2017年6月27日発行