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入居者がDIY可能な賃貸物件を供給開始 ソソグー不動産
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オーナーと入居者の負担軽減図り
不動産の再生販売や管理などの㈱ソソグー不動産(福岡市中央区渡辺通5丁目、帆足太一社長)は5月1日、管理する賃貸アパートなどで入居者がDIY(do it yourself)可能な物件の供給を開始した。
同社の管理物件は築20~30年以上の物件が7~8割を占めており、古い物件ほど改修負担が大きいため、その軽減を図ったもの。入居者には物件に応じて一定額のDIY代金負担や、1年間の家賃を免除する仕組みを作り、入居者の初期費用や家賃負担軽減にもつなげる。新築物件の需要が減少している時代背景を加味し供給過剰防止に目を向けた。DIYは帆足社長や同社のDIY物件担当のデザイナーが修繕をアシスタントし、入居者が単独で実施するのも可能。床の張り替えなど専門的で大規模なものは同社の工事部や管理部が担う方針。帆足社長は「大家さんが負担軽減できる環境をつくりたい。故意過失などに怯えなくて良い環境をつくっていく」と話している。
同社は2011年7月設立。資本金3000万円。昨年5月に設立した持ち株会社、㈱ソソグーホールディングスを中核に事業会社5社でグループを形成。グループの従業員は21人。2019年6月期のグループ合計売上高は前期比ほぼ横ばいの5億5000万円を見込む。
2019年7月2日発行