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入国者数、8カ月連続で40万人超 九州運輸局


前年同月比18・4%増

九州運輸局(加賀至局長)は4月12日、九州の外国人入国者数の推移を発表、1月に九州を訪れた入国者数(クルーズ船含む)は前年同月比18・4%増の44万8504人で、8カ月連続で40万人を超えたことが分かった。
国・地域別で最も多いのが韓国で、前年同月比26%増の24万7870人。LCC(格安航空会社)の新規就航や増便で個人旅行を中心に増加した。2位は中国で同16・8%増の14万4712人。旅行形態が団体から個人に変化する中、クルーズ船以外の入国者数が増加。3位の台湾は同2・9%減の2万6107人。LCCを含む定期便の増便などで堅調に推移したものの、中華圏の旧正月・春節が1月から2月に移動したことなどが影響し、若干のマイナス。4位の香港は同7・6%増の1万9198人。熊本―香港線の就航、福岡、鹿児島と香港を結ぶ定期路線が増便となり、前年を上回った。5位のタイは31・7%増の2382人。一昨年10月のLCC撤退の影響が残っているものの、前月に続き増加で推移した。クルーズ船による入国者数は22・8%増の12万8712人と前年同月比で20%を超える増加だった。
一方、クルーズ上陸を含まない2月の速報値は前年比18・7%増の31万2460人となり、1月の速報値から2カ月連続で30万人を超えて推移している。

2018年4月24日、5月1日合併号