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光触媒反応を活用した水質浄化装置の改良版 ネイチャー
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海水、淡水を問わず使用可能
環境保全技術の研究開発、水環境調査の㈱ネイチャー(筑紫郡那珂川町今光4丁目、三小田徹社長)は9月中旬、光触媒反応を利用した水質浄化装置の改良版「BPイレイザー」を発売した。
BPイレイザーは、昨年4月に発売した、光触媒物質の酸化チタンが起こす有機物分解作用、抗菌・殺菌作用などの光触媒反応を活用した水質浄化装置「アオコイレイザー」を改良したもの。循環装置で流入した水を水中紫外線灯と二酸化チタンをコーティングした水質浄化剤が入った筒状の容器に通すことで原水を浄化処理する。アオコイレイザーに比べ、水中紫外線照射装置の防水面を強化し電球の取り替えなどメンテナンスをしやすくしたほか、原価の見直しを図り価格帯を大幅に下げた。同製品は、直径約10センチの円筒状で、高さ約25㎝の短型と高さ約40㎝の長型の2種類。処理水量は、長型の場合1分当たり約3ℓ。また、装置を連結させることで大容量の処理も可能。海水、淡水を問わず使用でき、今後販売に向け提携先を募る。価格帯は、短型が約10万円、長型が約12万円で、将来的にさらに低価格化を目指す。
同社は2003年4月設立。資本金1000万円。アオコイレイザーは、昨年3月、福岡県から「福岡県新商品生産による新事業分野開拓者」の認定を受けている。
2017年11月14日発行