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光ブロードバンドサービス事業を開始 カムラック
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事務作業を障がい者スタッフが担当
障がい者就労支援事業の㈱カムラック(福岡市博多区上呉服町、賀村研社長)は2月以降、NTT西日本(大阪府大阪市、村尾和俊社長)が提供する光コラボレーションモデルを利用した光ブロードバンドサービス「カムラック光」事業を開始する。
光コラボレーションモデルとは、NTT西日本から光回線を借り受けて提供する通信サービス。障がい者世帯や施設、一般顧客に向け提案していく計画で、他社よりも低価格なサービス価格を見越している。詳細な料金プランは、2月以降に公開する予定。また、同社ではホームページ制作やプログラム開発、データ入力などIT関連における障がい者就労継続支援A型事業所を運営しており、同サービスでは、請求書作成など付随する事務作業をカムラックで勤務する障がい者スタッフが担当することで就業スキルの向上や業務領域の拡大を図る。賀村社長は「障がい者就労継続支援の事業所でオリジナルの通信サービスを提供しているところはないのでは。『カムラック光』を提供することで、就労に困っている障がい者との接点づくりや就労の場の提供に繋げていく」と話している。
同社は2013年10月設立。資本金500万円。従業員60人。障がい者就労継続支援A型事業所を2カ所、就労移行支援事業所「ホップ・ステップ・カムラック!」を1カ所運営している。
2018年1月16日発行