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働く女性の心身健康ケアアプリ エンパワテック ソサエティー
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週刊経済2022年11月15日発行
法人向けにリリース
女性の健康支援サービス企画・開発・運用のエンパワテック ソサエティー㈱(福岡市博多区祇園町、廣重元子社長)は11月1日、働く女性向けに心身の健康をサポートするアプリを法人向けでリリースした。
これまで、不妊治療を受ける人のための体調記録や悩みを共有できるアプリ(「べビmatch」)を展開していたが、妊娠や子育て、更年期など20~50歳代の女性に起こるライフイベントにも切れ目なくサポートできるようにコンセプトを一新した。名称は「Marbera(マーベラ)」で、日々のヘルスチェックやセルフケアプログラムを提供し、不調を未然に防ぐことを目的にしている。機能には、1日5問の項目に答えることで体調の変化を可視化するデイリーログや、助産師や公認心理師などの専門家が応じるオンライン相談、健康行動を促進するコンテンツなどをそろえる。現在、福岡県のコールセンター業や冠婚葬祭業などの数社にテスト導入が決定している。同社では「今後100社程の導入を目指し、一般の方向けへの展開も考えている」と話している。
廣重元子社長は福岡市早良区出身。1980年3月25日生まれの42歳。福岡看護専門学校卒。趣味はキャンプ。
同社は2012年12月Webシステム開発・Webデザイン事業の㈱チニアシという社名で設立。昨年、女性とその家族のための健康支援を事業の主軸とするに伴い社名変更した。また今年8月に第一生命グループの第一スマート少額短期保険㈱と「Marbera家事サポート保険(保険料月額500円で、けがによる通院時や産後うつ等に診断された時などに家事代行・シッターサービス等の利用代金を一定額補償する)」の提携を開始した。資本金100万円。従業員5人(パート含む)。