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働き方改革推進企業に認定 福岡リアルティ


福岡市実施の認定制度

不動産投資信託の福岡リート投資法人の資産運用会社・㈱福岡リアルティ(福岡市博多区住吉1丁目、松雪恵津男社長)は8月28日、福岡市が実施する「ふくおか『働き方改革』推進企業認定事業」において、推進企業として認定された。
同事業は、福岡市による市内企業の働き方改革推進を目的とした制度で昨年11月から実施。これまでに同社含め12社が認定を受けている。
認定を受けるには、生産性向上や長時間労働の削減、年次有給休暇の取得促進、子育てと仕事の両立支援などといった分野で設定された全28項目のうち16項目以上での達成が必要になる。同社は17項目を達成した。
同社では従業員向けに研修制度を充実させているほか資格取得補助制度も設けている。このほか「月45時間以上の残業をゼロにする」「年次有給休暇を計画的に取るよう朝礼で社長が直接通達」「結婚後旧姓を認める」などの取り組みも実施。また、18人の女性社員のうち(全社員39人)、6人が育児休業を取得し、5人が職場復帰している(残る1人も復帰予定)。松雪社長は9月25日、福岡市役所であった認定証交付式で「今回の認定が人材採用の面でプラスになる」と語ったほか、ESG投資(投資家が企業の環境、社会、企業統治への姿勢に注目して投資すること)の面からも投資家にアピールできるとしている。

2018年10月2日発行