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健康と観光で地域活性化に向けた連携・協力 福岡大学と嘉麻市、FFG


健康ツーリズムの商品開発

福岡大学基盤研究機関身体活動研究所(檜垣靖樹所長)と嘉麻市(赤間幸弘市長)、㈱ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、柴戸隆成社長)は8月30日、健康と観光などによる地域活性化に向けた連携・協力に関する協定を結んだ。
福大身体活動研究所が推進する、歩くようなペースでゆっくり走る「スロージョギング」と人口減が課題である嘉麻市の観光素材を掛け合わせた「健康ツーリズム」の商品開発を進めることで、観光客や雇用人口の増加を目指す。あわせて、地域課題の解決による街づくりと学術研究成果の社会実装と人材育成の寄与を目的としている。FFGは銀行ネットワークを活用してプロジェクトの支援をする。計画では、スロージョギングで市内の酒蔵や史跡を巡るとともに地場食材を使った料理を楽しむ。何回かのモニターツアーを経た後、旅行会社が商品化する。

2019年9月10日発行