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保育士・幼稚園教諭育成の夜間学科を新設  F・Cフチガミ医療福祉専門学校    卒業と同時に資格取得


 学校法人実教学園が運営するF・Cフチガミ医療福祉専門学校(福岡市中央区今泉1丁目、吉田登志子理事長)は4月1日付で、現在の昼間課程「心理ソーシャルワーク科こどもソーシャルワーク系」を改組し、保育士や幼稚園教諭の育成を目的とした夜間3年課程の「こどもみらい科」を新設する。
 働きながら学び、資格取得を目指すための環境整備が狙い。現行の課程は現3年生の卒業まで存続する。コースは保育士・幼稚園教諭、保育士、幼稚園教諭の3つで定員は40人。近畿大学九州短期大学通信教育部に同時入学し、卒業時に保育士・幼稚園教諭二種の資格が取得できる。3月まで随時学生を募集している。また、社会福祉法人そよかぜ(同、吉田理事長)が10月、同市南区高宮に福岡市認可保育所「高宮くすくすの丘保育園」の開設を予定しており、同校では「姉妹園の園児に触れながらの実習が可能。待機児童の解決に向けたい」と話している。
 同校は1990年12月創立、診療情報管理科、医療秘書科、医療事務科、社会福祉士・精神保健福祉士養成科の4科。教員数15人(常勤)、生徒数257人(通学)。