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保育園向けパッケージソフトをリリース パイオニア・ソフト


機能を簡略化し約30万円から導入可能

システム構築、コンサルティングの㈱パイオニア・ソフト(福岡市南区清水4丁目、森永洋昭社長)は6月14日、保育園向けパッケージソフト「登降園管理システム」をリリースした。

自社開発のパッケージソフトは今回が初となる。保育園のQRコードリーダーと、パソコン・Windowsタブレット画面操作で、登園・降園時間をデータベースへ自動管理するもの。導入費用はパソコンも含めて30万円程度。現在は山口県長門市の深川幼稚園に導入している。森永社長は「当社開発の登降園管理システムは保育管理や保護者連絡などの機能を削り、時間管理に特化したシンプルなシステム。今後は保育園の登園・降園以外のシーンにも応用できれば」と話している。

同社は1976年10月設立。資本金は6100万円(うち9・6パーセントはSCSK㈱の出資)。従業員132人。2017年1月期の売上高は13億9100万円。売り上げの9割を東京地区が占める同社は今後の人材採用や営業力向上を図るため、2月1日付で東京事業所(東京都墨田区横川3丁目)を「東京本社」に改め、福岡との二本社制とした。

森永社長は大野城市出身。1968年6月27日生まれの49歳。九州大学経済学部卒。2017年2月に父の守房氏(現会長)から社長職を引き継いだ。趣味は食べ歩き。

2017年7月11日発行