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作業員の安全・健康状態管理システム 三和通信工業
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工場や建設現場など向けに
情報通信、映像、音響システム販売の三和通信工業㈱(福岡市城南区荒江1丁目、宮地博文社長)は7月1日、現場作業員の安全と健康状態を管理するシステムの販売を開始した。
名称は「KOKOCHI♡VITAL(ココチバイタル)」。クラウドを活用した熱中症や安全対策向けのサービスで、工場などの作業員が腕時計型のバイタルセンサーを装着し、心拍数や皮膚温度、転倒・位置情報などのデータを計測。省電力のLoRaWANネットワーク通信技術でクラウド上にデータを集約し、一覧で表示するほか、転倒や体温上昇などの異常があった場合、アラートを表示する。価格は腕時計型の端末5台を使用する場合、初期費用が約50万円~。2年目以降のランニングコストが約9万円~。工場や建設現場などの導入を目指す。宮地社長は「今後、OEM分も合わせ初年度50セットの売り上げを目指す。従業員の安全・衛生管理として活用してもらいたい。労災の防止にもつながる」と話している。
同社は1971年11月設立。資本金1千万円。売上高11億4500万円(19年9月期グループ合計)。従業員45人(グループ合計)。
2020年8月4日発行