NEWS

体育館とプールを供用開始 西南学院大学


週刊経済2023年9月26日発行号

トレーニングジムなど完備

西南学院大学(福岡市早良区西新6丁目、今井尚生学長)は、体育館とプールの建て替え工事を完了し、9月1日から供用を開始した。
老朽化した建物の建て替えと機能向上を目的に2021年11月から着工していた。旧体育館の西側にあった大学西新グラウンドに建設し、体育館の南隣にプールを配置している。体育館は地上3階建てで、延べ床面積9577㎡。プールは214㎡。1階に授業や部活動で使用する共用室やトレーニングジム、事務室、教員室、2階に吹き抜けのメインアリーナとサブアリーナ、3階にはサブアリーナとメインアリーナの観客席を配置。全室空調を完備しており、スポーツ環境の快適性を高めた。プールには25mプールや更衣室を備えている。同学院は「本学は福岡市との防災協定を締結しており、今回の建設に合わせて災害時用マンホールトイレや防寒具・非常食の備蓄倉庫も備え、災害時には非常用発電による電力供給設備を備えた一時的避難施設としても活用される予定」と話している。