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佐賀県基山町に2万4481平方mの物流施設  東京都のプロロジス    5月着工、11月完成


 物流施設専門の不動産開発会社プロロジス(日本本社・東京都港区東新橋1丁目、山田御酒・三木真人プレジデント兼日本共同CEO)は、佐賀県三養基郡基山町大字園部の「鳥栖北部丘陵新都市・基山グリーンパーク」内に新物流施設「プロロジスパーク基山」を建設する。5月に着工し、11月に完成する。
 同社では佐賀県を国内の物流施設ネットワークを構築するための最重要物流地域の1つと位置付けており、今年2月に鳥栖市「グリーン・ロジスティクス・パーク(GLP)鳥栖」内に完成した「プロロジスパーク鳥栖I」(マルチテナント型、100%稼働)に次ぐ、九州で2棟目の開発施設。敷地面積は7万3225平方m。施設は平屋建てで、延べ床面積は2万4481平方m。新物流施設はビルド・トゥ・スーツ型(オーダーメイド型/特定企業向け)で、現在GLP鳥栖内に計画中の「プロロジスパーク鳥栖■(2)」「同鳥栖■(3)」と合わせ、佐賀県内の物流の要所に大型物流施設を開発することにより、九州地域でのカスタマーサポートを拡充すると同時に、先進の物流施設に対するニーズに応えていく。
 同社は米国コロラド州デンバーに本拠を置き、ニューヨーク証券取引所に上場し世界規模で展開する物流施設専門の不動産開発会社。北米、欧州、日本、中国、韓国の118地域に2766棟の物流施設を所有・管理または開発しており、総運営延べ床面積は4730平方m。日本国内では現在91棟、総延床面積約425万7330平方mの物流施設を運営(開発・建設中含む)。九州ではこのほかに、「プロロジスパーク久山」(粕屋郡久山町)と「同新門司」(同北九州市門司区)の2つの特定企業向け施設が09年に完成予定。