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佐賀県基山町にマルチテナント型物流施設 九州電力など


週刊経済2023年2月7日発行

今年末に完成

九州電力㈱(福岡市中央区渡辺通2丁目、池辺和弘社長)などは1月17日、佐賀県三養基郡基山町でマルチテナント型物流施設の建設に着手した。完成は今年12月、来年1月からの稼働を予定している。
九電グループでの物流施設開発は開発中の案件を含め4件目、今回の事業は九州電力と九電不動産㈱、㈱九州リースサービスが共同出資する合同会社基山ロジインベストメントが事業主体となって開発する。施設は同町弥生が丘の㈱上原製作所鳥栖事業所北側で敷地面積は1万8568㎡、建物は鉄骨RC造り4階建てで延べ床面積 は2万804㎡、倉庫は1~2階と3階、4階の3層で倉庫1層部分に2層の事務所配置が可能となっている。施設は2テナント分に分割できるが1テナントでの契約も可能という。九州電力では「今後も積極的に物流施設事業を展開したい」としている。