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佐賀県内3カ所目の武雄営業所を開設  カンサイ    佐賀県西部エリアで事業拡大へ


 株式会社カンサイホールディングスの中核事業会社で電設資材卸売の九州最大手、株式会社カンサイ(福岡市博多区東比恵3丁目、忍田勉社長)は10月21日、佐賀県武雄市武雄町永島に「武雄営業所」を開設した。
 これは九州内にある同社営業網の空白地域に積極的な営業所展開を図り、きめ細かな営業・サービス体制を構築する一環。佐賀県西部エリアでの事業拡大を図り、唐津営業所から分離する形で開設した。営業所の新設は今年3月の柳川営業所(福岡県柳川市)以来31カ所目で、佐賀県内では佐賀、唐津両営業所に次ぎ3カ所目。
 場所は武雄青陵中学校から東へ約900メートル。同営業所は平屋建てで床面積は倉庫を含めて254平方m。駐車台数は7台。所長には佐世保営業所の栗田隆一(くりた・りゅういち)所長代理が就任した。従業員は所長含め4人。これまで唐津営業所の管轄だった武雄市内近郊を主エリアに営業展開し、年商3億円を目指す。忍田社長は「武雄営業所でも、さまざまなニーズにより細やかに、より迅速に対応していきたい」と話している。
 カンサイは1948年4月創業、54年3月関西電業株式会社として設立。2002年3月に社名変更。資本金9600万円。従業員200人。15年3月期売上高は290億8000万円。設立60周年を迎えた昨年3月、株式会社カンサイホールディングスを設立し、持ち株会社体制に移行している。