NEWS

佐賀県みやき町にガラス、アルミサッシ加工工場 アサヒ製鏡


週刊経済2024年1月30日発行号

総投資額4億3700万円

鏡、ガラスなどの加工、販売のアサヒ製鏡㈱(福岡市博多区吉塚3丁目、胡子(えびす)健太郎社長)は、今年7月の完成を目指し、佐賀県みやき町にガラスとアルミサッシの加工工場を2棟建設する。総投資額は4億3700万円。
需要増加で手狭になったため、鳥栖支店第二工場(鳥栖市安楽町)を移転するもの。2023年3月に同町と進出協定を結んでおり、今年2月に着工する。場所は特定医療法人勇愛会大島病院北側。名称は「鳥栖支店みやき工場」に変更する。敷地面積は4675㎡。ガラス加工工場は平屋建てで面積は1650㎡。アルミサッシ加工工場も平屋建てで660㎡。新工場では防犯ガラスを加工する新たな機械を導入する。スタッフは鳥栖支店第二工場の約20人と、2~5人の現地採用も予定している。現工場は所有者に返却する。胡子社長は「今後は割れて飛び散らない耐震性のあるガラスの加工に力を入れていく」と話している。
胡子社長は大分県出身。1956年10月28日生まれの67歳。趣味は野球観戦。
同社は1963年9月設立。資本金5千万円。従業員数約100人。2023年8月期売上高は約26億円。