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佐賀検査室で緊急検査業務を開始  シー・アール・シー    7月27日に稼働


 各種臨床検査事業の株式会社シー・アール・シー(福岡市東区松島3丁目、江川洋代表取締役会長)は7月27日、佐賀市本庄町袋の「佐賀検査室」で緊急検査業務を始めた。
 同エリアにおける緊急検査に対するニーズの高まりを背景に、より地域に密着したサービスを提供するのが狙い。場所は国道208号(環状南通り)本庄町袋交差点近く。敷地面積は1090平方m、建築面積は145平方m、延べ床面積262平方mの軽量鉄骨造り2階建て。同所1階に緊急検査室を設置し、最新検査機器を導入した。主な緊急検査業務は生化学および血液検査(抹消血一般、白血球分類)、凝固検査(PT・APTT)、一般検査(尿定性、尿沈渣、比重)、精液一般検査、輸血関連検査(血液型、クロスマッチ)を行う。佐賀支所・佐賀検査室のスタッフは赤司憲之エリア長ほか約10人体制となる。同社では「佐賀市内にはこれまで緊急対応が可能な民間センターはなかった。今後も医療に携わる一員として、使命感新たに、より地域医療に密着した検査サービスを提供していきたい」と話している。
 また、今年5月には同社グループで水質・食品・環境検査を手掛ける株式会社シー・アール・シー食品環境衛生研究所(同)佐賀営業所を同所に併設している。
 同社は1967年10月創業、69年7月設立。資本金は2000万円、従業員数は333人。2014年6月期の売上高は62億円。