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佐賀市のバジル生産工場が稼働 グリーンラボ
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バイオマス資源を利活用
農産物生産販売のグリーンラボ㈱(同、遠藤隆之社長)が佐賀市に建設していたバジル生産向け植物工場(スマートアグリファクトリー)が6月27日に完成し、7月から本格稼働した。
名称は「さがベース」。場所は佐賀市清掃工場(同市高木瀬町)南西側。敷地面積は約5000㎡で、農業新規参入企業棟1棟と自社栽培工場3棟の計4棟の3連棟型ビニールハウスで構成している。同市清掃工場におけるごみ焼却で発生する余熱とCO2をハウス内でのバジル栽培に利活用する。同様の施設は全国5カ所目。同社では「加温エネルギーコストの削減、環境に配慮した循環型社会の形成を実現するとともに、佐賀市と協力して周辺地域の農業活性に伴う雇用拡大を目指す」と話している。
同社は再生可能エネルギー発電所の設計・建設施工、施設園芸設備の建設などを手掛けるグリーンリバーホールディングス㈱(福岡市博多区博多駅前1丁目、長瀬勝義社長)傘下で、2015年2月設立。資本金5800万円。農業・農作物の販売、施設園芸における建設・サポート・コンサルティング、農産物の6次化サポートを展開している。
2019年8月20日発行