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佐賀大学と単位互換協定 サイバー大学


国立大学とは初めて

ソフトバンクグループでインターネット通信制のサイバー大学(福岡市東区香椎照葉3丁目、川原洋学長)は4月2日、国立大学法人佐賀大学(佐賀市本庄町、宮崎耕治学長)と単位互換協定を結んだ。
学内で運用するパソコンやスマートフォン、タブレットを利用して受講できるeラーニングシステム「Cloud Campus(クラウドキャンパス)」をクラウドサービスとして教育機関への展開を促進しているもの。2月の帝京平成大学との協定締結以来で、国立大学とは初めて。佐賀大学では2016年から「佐賀大学クリエイティブ・ラーニングセンター」の運用を開始。eラーニングコンテンツの拡充や、地域とのコンテンツ共創に取り組んでおり、今回のサイバー大学との連携でリベラルアーツの分野において、初期投資なくカリキュラムの拡充を図った。サイバー大学が提供する教養科目やIT・ビジネス系専門基礎科目など60以上のeラーニング科目をパソコンやタブレット端末、スマートフォンで受講でき、修得した単位は卒業要件に算入できる。18年度秋学期から履修を開始する予定。サイバー大学では「いつでも、どこでも学習できる環境を学生に提供していきたい」と話している
同大学はサイバーユニバーシティ㈱(緒方恵一郎社長)が運営する日本初の株式会社立の大学で、2007年4月開学。

2018年4月10日発行