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佐賀地区2店舗含む直営5店舗出店を計画 麺工房 今期36店舗体制に


 ラーメン店「一麺亭」を運営する株式会社麺工房(福岡市中央区大手門三丁目、礒村亨社長)は、今期五店舗の出店を計画している。
 現在、佐賀県に二店舗の出店をすすめており、残り三店舗については 九州南部もしくは広島に出店する計画。今年度の新規出店分の売り上げは約二億円を見込む。今期の出店で現在の三十一店舗(福岡十二店舗、佐賀三店舗、大分三店舗、長崎八店舗、山口四店舗)から三十六店舗になる。
 また、今夏には新味のスープを投入する。濃い味のスープが受け入れ られている熊本・久留米地区での反応をみて、今後の店舗展開の材料とする。これまで同社の主力商品は「あっさりタイプ」のとんこつスープと味噌味だったが、「こってりタイプ」のスープを追加し、三種類となる。商品名は未定だが価格は五百八十円程度を予定。礒村社長は「ラーメンブームに頼らず、ブランドイメージを認知させることで固定客を増やしていきたい」と話している。
 同社は一九九八年十月設立、資本金は九千九百八十万円、売上高は十一億五千万円(二〇〇三年六月期見込み)、従業員は四十人。
 礒村社長は六四年十一月十八日生まれの三十七歳、福岡県春日市出身、趣味はマリンスポーツ。

2003.07.15 発行 週刊経済より