NEWS

  • 地域

住居とオフィスが複合した9階建てのSOHO型賃貸マンション   廣田商事   オープンは来年3月


 オフィスビル運営、管理の廣田商事株式会社(福岡市中央区港2丁目、廣田稔社長)は、福岡市西区姪浜駅南4丁目に住居とオフィスが複合する九階建てのSOHO型賃貸マンションを建設している。オープンは来年3月で、投資額は約5億円。
 建物はRC造り、名称は「ibb will 姪浜」。敷地面積が約1,400平方メートル、建築面積が約570平方メートル、延べ床面積が3,420平方メートル。間取りは2DKが24戸、1DKが24戸、1LDKが2戸、1Kが16戸で総戸数66戸。そのうちオフィス兼用で利用できるのは、3階と4階フロアーの各部屋で、戸数は1Kの八戸、1DKの4戸、1LDKの1戸で13戸。ベンチャー起業やSOHO、起業家などを対象に貸し出していくという。入居1年目に限定し、賃料が通常の5割強に設定。入居期間は、原則3年としている。また、税金や法律、財務など経営に関する専門家の無料相談もできるのが特徴。廣田社長は、「共用部分にミーティングルームなども開設する。ポストも十分大きくした。入居者同士の交流も図り、この拠点をきっかけに大きく成長してほしい」と話している。
 同社は1963年11月設立、資本金は2,000万円。従業員は5人。2000年には、中央区天神2丁目にインキュベート施設「ibb fukuokaビル」をオープンしている。
 廣田社長は福岡市出身、1963年10月15日生まれの42歳。福岡大学卒。趣味はテニス。