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住宅設備部門の受注好調で増収増益 協立エアテック


売上高は6・4%増の88億2700万円

空調設備機器製造の協立エアテック㈱(粕屋郡篠栗町大字和田、久野幸男社長)の2018年12月期連結決算は、売上高が前年同期比6・4%増の88億2700万円、経常利益は同17・8%増の7億1300万円の増収増益となった。

部門別にみると、ビル設備部門では2020年の東京五輪を控えて、首都圏における大型事務所ビル再開発やリニューアル案件が拡大傾向にあるものの、本格的な受注に至っておらず、主力のダンパー・吹き出し口などの販売に重点を置いた。住宅設備部門は、新規住宅着工件数が減少する中で新製品の全館空調システム、住宅用空調換気システム、ふく射冷暖房システム、IH調理器専用排気システムなどの受注が好調で、24時間換気システムの売上高は前年同期比65・7%増の20憶6500万円となった。

今期は全館空調システムや住宅用空調換気システムの販売体制の充実とともに、主力製品のダンパー・吹き出し口などの拡販を図り、売上高は同4・3%増の92億1000万円、経常利益は同2・1%増の7億2900万円の増収増益を見込んでいる。

2018年3月13日発行