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住宅着工棟数が5年連続で県内1位に よかタウン


週刊経済2024年11月13日発行号

23年度実績は944棟

戸建分譲事業、注文住宅事業などを手掛ける㈱よかタウン(福岡市東区松島6丁目、野島幸司社長)は10月31日、㈱住宅産業研究所が発表した2023年度戸建住宅着工棟数ランキングで、福岡県内の低層住宅着工棟数の第1位となったことを発表した。県内1位は2019年度から5年連続。

県内の23年度の分譲一戸建て市場は、コロナ禍などにより需要が高まった22年度の反動から、着工棟数は前年度比14・7%減の5836棟(建築着工統計)となった。こうした中、同社では着工棟数減少を10・1%減にとどめ、23年度実績は944棟。23年以降は博多南営業所(大野城市御笠川)、福岡中央営業所(福岡市博多区諸岡)、天神センター(同市中央区大手門)、博多営業所(同市東区松田)、大橋センター(同市南区向野)を開設しており、県内では現在23営業所体制となっている。

同社では「県内の『低層住宅』市場内でのシェアは6・27%と、前年度から0・31ポイント上昇し過去最高となった。お客さまからの引き合いに迅速・丁寧に対応するべく進めてきた積極的な営業拠点開設などの施策が奏功している」と話している。

同社は2000年5月設立。資本金は9496万円(資本準備金含む)。従業員数は326人(24年4月1日現在)。