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住宅担保型老後資金ローンの取り扱い開始  西日本シティ銀行    マンションも対象は九州初


 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は10月1日、リバースモーゲージ(住宅担保型老後資金ローン)「輝く明日へ」の取り扱いを開始した。
 中期経営計画で掲げる「まるごとサポート」の一環として、シニア世代のセカンドライフを応援する商品。同ローンは当座貸越契約方式で、自宅を担保に限度額の範囲内で随時借り入れが可能で、事業性の資金を除き使途自由。毎月の返済は利息のみで、借入金は原則として、契約者が死亡したときに自宅の売却代金で返済する。自宅の売却代金が借入残高を下回っても相続人には不足額を請求しない。自宅がマンションの場合も対象となるリバースモーゲージの取り扱いは九州初という。
 貸付対象者は(1)年齢満55歳以上満85歳以下で年金などの安定した収入のある人(2)自宅に夫婦2人暮らし、または1人暮らしの人(3)同商品の申込店で、年金振込または給与振込を利用中、または今後利用する人(4)福岡市・北九州市・筑紫野市・春日市・大野城市に住む人などの条件をすべて満たす人。申し込み金額は、戸建住宅に住む場合、100万円以上5000万円以内かつ自宅の土地評価額の70%以内、マンションに住む場合、100万円以上3000万円以内かつマンション評価額の50%以内。契約期間は1年間、原則自動更新。借入利率は、同行短期プライムレート+1・5%(変動金利)。担保は、自己所有の自宅に対して、保証会社九州総合信用株式会社が第一順位の根抵当権を設定する。保証人は原則不要。手数料は不要。