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住宅展示場内に木造構造技術学ぶ研修所 健康住宅


4月末完成予定

戸建て住宅メーカーの㈱健康住宅(福岡市城南区別府5丁目、畑中直社長)は、同社展示場「伊都住宅公園」(同市西区千里)の敷地内に、木材構造の技術を学ぶ研修所をオープンする。4月末頃の完成予定。
欧州で開発された木造工法「CLT(クロス・ラミネイティド・ティンバー)」で建築した研修センターで、同工法の建築物は県内で4棟目。木材の板の層を直交させた厚みのあるパネルを使うことで、国産材木材の利用促進、拡大を目的としたもの。ショールームは木造2階建てで、延べ床面積は355㎡。同社では自社で大工の育成に取り組んでいることから、同ショールームを「木質構造技術者研修センター」と名付け、この特殊工法の普及拡大を図っていく。同社では「これからの木造建築の可能性を広げていきたい」と話している。

2020年2月4日発行