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住宅再販好調で4期連続増収増益  下関の東武住販    出店に向けて営業増員


 山口、福岡で不動産事業を展開する株式会社東武住販(下関市岬之町、荻野利浩社長)の2014年5月期決算は、売上高が前年同期比20・6%増の43億1715万円、経常利益は24・2%増の3億2436万円で4期連続の増収増益となった。
 主力事業の住宅再販において仕入れを強化し、前年比46件増の251件を販売したことで増収増益につながった。事業別では、不動産売買事業は前事業年度中に出店したJR久留米駅前店が順調に伸びたほか、既存店も業績好調だったことから売上高は21・6%増の38億1228万円、営業利益は21・9%増の5億1072万円。不動産賃貸事業は自社不動産賃貸においてサブリース活用事業が寄与したことで、売上高は4・5%増の1億6061万円、営業利益は外注加工費の大幅な増加により15・8%減の3752万円。不動産関連事業では自社不動産売買の件数増加に伴う保険契約の増加や契約期間の長期化により、売上高は29・9%増の1億4852万円、営業利益は約2倍の2754万円となった。その他の事業では介護福祉事業において、13年1月にオープンした介護ショップの売り上げや、レンタル需要が堅調だったことで、売上高は10・7%増の1億9574万円、営業利益は592万円(前年度は220万円の営業損失)だった。
 今期は新規出店や営業スタッフの増員により、売上高が9・3%増の47億1600万円、経常利益が15・6%増の3億7400万円を見込んでいる。