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住⺠記録システムでのRPA適用の共同研究 福岡市とNTT西日本福岡支店、NEC


来年3月まで

福岡市とNTT西日本福岡支店(福岡市博多区博多駅東3丁目、小澤正憲取締役支店長)と日本電気㈱(NEC、東京都)は、10月から住⺠記録システムの構築におけるRPA(※)適用の共同研究を始めた。実施期間は来年3月まで。
住⺠記録システムへの転入届等の⼊⼒業務・通知書作成業務などの領域での既存のパッケージシステムへのカスタマイズ費用とRPAの導入効果・費用を比較検討し、導入効果測定や有効性検証をするもの。それぞれの役割は、福岡市が共同研究フィールドや業務フロー(図解)、サンプルデータを提供し、NTT西日本福岡支店が共同研究のとりまとめをするとともに研究プロジェクトを推進する。NECはRPAソリューションを用いた共同研究の計画・実⾏を担当する。既存のパッケージシステムへのカスタマイズを抑制することで、システム開発や運用経費の削減とともに、RPAの活用により職員が⼿⼊⼒でしている作業等を⾃動化することで迅速・確実な市⺠サービス提供が期待される。
※RPA(Robotic Process Automation)は、人の定型的なパソコン操作をソフトウェアロボットにさせること。またはソフトウェアロボットを取り扱う開発環境・実⾏環境などのツール群。

2018年10月30日発行