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位置情報活用したスマホ向けに広告配信 西日本新聞メディアラボ


サービス名は「ロカド」

㈱西日本新聞社の100パーセント出資子会社でデジタル事業を展開する㈱西日本新聞メディアラボ(福岡市中央区天神1丁目、吉村康祐社長)は9月4日、位置情報を活用したスマートフォン特化型広告配信サービスを開始した。

今年6月末に位置情報のデータを活用したモバイル広告配信プラットフォーム開発のチョークデジタル社(米国サンディエゴ市)と業務提携し、モバイル広告配信事業を立ち上げ初のサービス。サービス名は「LocAD(ロカド)」。端末の位置情報をオンにしているアプリケーションやサイトへのアクセス時に広告を配信。チョークデジタル社のプラットフォームを活用することで、利用者の位置を特定できることや、位置情報をもとにエリア指定し、ターゲティングしてスマートフォンに広告を配信する。さらに広告を露出した際の効果を事前に予測できる機能や広告が閲覧されている場所をリアルタイムで表示できる機能などで他社と差別化を図る。現在は西日本新聞グループの顧客企業をはじめとした福岡県内を中心に九州エリアの企業や店舗にアプローチしている。

2017年9月26日発行