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伊都に複合医療施設建設  タカラメディカル    11月上旬開業


 医療施設開業支援の株式会社タカラメディカル(福岡市博多区博多駅前3丁目、小川明久社長)は、福岡市西区伊都の九大学研都市駅前に、複合医療施設を建設する。開業は11月上旬。
 場所は福岡市が進める伊都土地区画整理事業地区内。同地区の発展性に加え、福岡市中心部に比べ診療圏が広域と判断し、建設を決めた。1,200平方mの敷地内に、内科(約165平方m)、小児科(約165平方m)、薬局(約66平方m)の3施設を建設。病院には、公募で選任した開業医がそれぞれ入り、薬局は同社グループが運営するタカラ薬局となる。
 同整理地区の住民入居が始まる前に開業を決めたことについて「新しい地域で認知度を得るためには好立地が必須。競合が予想される土地だったので先行して動いた」と話している。また、公募の際、医者の開業ニーズが高かったことから、同施設の隣地に第2弾の建設も計画。次回は整形外科と泌尿器科の開業を予定する。
 同社は96年設立。資本金は1,000万円。薬局を展開する株式会社タカラ薬局の関連子会社。