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伊藤忠グループと次世代公共交通分野で提携 直方市
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週刊経済2022年4月5日発行
MaaS、オンデマンド交通で実証実験
直方市(大塚進弘市長)は3月23日、伊藤忠グループの伊藤忠テクノソリューションズ㈱(東京都港区虎ノ門4丁目、柘植一郎社長)と連携協定を締結し、次世代公共交通分野で実証実験を始める。
市と同社は昨年12月から利用者がスマートフォンのアプリや電話から電車やバスなど公共交通機関の最適経路を検索、予約するMaaS、利用者の予約に合わせて効率的な運行ルートや運行時間をAI(人工知能)が判断するオンデマンド交通の共同研究を進めており、同社のシステムを活用し、実証実験をスタートさせる。
同市では「本市における公共交通体系の最適化を探り、将来にわたって持続可能な交通体系の構築に努めていきたい」としている。