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企業横断型共同物流の研究会を発足 九州の大手小売13社


週刊経済2022年8月9日発行

24年問題などに対応図る

イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)など九州の大手小売13社は8月2日、九州の物流問題の解決に向けた研究会を発足、同日に第1回の会合を開いた。
名称は「九州物流研究会」。物流を取り巻く「2024年問題」や「脱炭素」等の課題を共有し対処することが目的で、その解決策を企業横断型で検討する。今後、物流業界や小売各社の物流課題の解決と新たな九州物流ネットワークの構築を目指して、共同物流の実施に向けた協議・実験に取り組み、実験後にエリア、実験会社数を順次増やして本格稼働に繋げたい考え。
現在の賛同企業は、イオン九州、㈱エレナ(長崎県佐世保市)、㈱サンリブ(北九州市)、㈱西友(東京都)、㈱トキハインダストリー(大分市)、㈱トライアルホールディングス(福岡市)、㈱西鉄ストア(筑紫野市)、㈱ハローデイホールディングス(北九州市)など13社で、今後、賛同企業の拡大と産官学での取り組みも進めていくという。