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企業向け傘シェアリングサービス 東京のネイチャー・イノベーション・グループ


福利厚生目的に

傘のシェアリングサービスを展開する㈱Nature Ⅰnnovation Group(東京都渋谷区、丸川照司社長)は12月1日、福岡市内の企業を対象にした傘のシェアリングサービスを本格的に開始した。
同社サービスの「アイカサ」は、コミュニケーションアプリLINEのアカウントを登録し、専用の傘立てにある傘に付いたQRコードを読み取り、スマホに表示された暗証番号で柄についたダイヤルロックを解除。1日70円で傘が使用でき、法人向けに展開していく。料金は初期費用や管理費不要、従業員50人までが9800円、100人までが1万4800円、200人までが1万9800円(すべて月額)で使い放題となる。自社のオフィスに設置された傘だけでなく、同社が東京や横浜、茨城、福岡などの主要駅を中心に展開している専用の傘立て全600カ所で貸し出し、返却ができる。返却は専用傘立てに付いているQRコードを読み込み完了となる。福岡責任者の勝井嵐史さんは「福利厚生目的で活用してもらえれば。また傘に広告を掲載するなど、いろんな企業との連携を視野に入れている」と話している。
同社は2018年6月設立。今年5月に福岡に拠点を構えた。現在福岡市内、天神エリアを中心に商業施設や店舗、大学、駅など約100カ所にサービスのスポットを設置。

2019年12月10日発行