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企業向けグローバル研修をパッケージ化  セレーノ・コーポレーション 


外国人・日本人両方に対応

専門学校への講師派遣や人材育成事業の㈲セレーノ・コーポレーション(福岡市中央区警固1丁目、山下未笑社長)は1月1日、外国人・日本人両方に対応した企業向けグローバル研修サービス「ツカエール」を開始した。
これまで個別に対応してきた企業向けグローバル研修をベースにパッケージ化し、利用拡大を図る。外国人対象プランは月2回2時間の研修を6カ月間実施するもので、社内で必要な日本語やビジネスマナーを指導するほか、カウンセリングも実施する。1人19万8000円で3人以上から受講可能。日本人対象プランは外国人受け入れのための基礎知識ややさしい日本語について学ぶ研修(2~3時間)を1回実施する初級セミナーと、外国人に教える技術を習得したリーダーの育成を目指すリーダーシップ研修(3~12時間)を設けている。初級セミナーは10人の受講で5万円(11人目以降は1人5000円)、リーダーシップ研修の料金は企業規模や職種により研修内容が異なるためその都度見積もる。同社は「専門学校に講師を紹介する中で留学生の抱える問題に直面し、独自のグローバル研修を実施してきた実績がある。外国人、日本人双方の成長を促すことでミスコミュニケーションを減らして人材活用のサポートをしていきたい」と話している。
同社は2002年設立。資本金1000万円。従業員数5人。

2020年1月14日発行