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企業主導型保育園の開園を計画 楽天地


女性が活躍する環境作りのため

もつ鍋専門店の㈲楽天地(福岡市中央区天神1丁目、水谷寿社長)は、新事業として企業主導型保育園の開園を計画している。
女性従業員が結婚や出産後にも働きながら子育てできる環境を整え、雇用の増大を目指すもの。保育時間は午後6時から8時までが一般的だが、同社従業員のほか、美容室など遅い時間帯に勤務する人々に対応していくため午後10時ごろまでを想定している。定員は30人を予定し、来年3月までの開園に向けて同区今泉、大名、警固周辺で物件を探している。水谷崇営業本部長は「現在、スタッフが75人いる中の半分が女性。従業員の出産による退職などをきっかけに女性が活躍する職場を作っていきたいと考えた。運営は外部委託の形をとるが、保育士になりたいというスタッフも出てきているので、将来的には自社で運営し、長く安心して働ける体制にしていけたら」と話している。
同社は1977年創業、1984年設立。資本金1000万円。売上高4億3000万円。(2017年2月期)。

2018年6月26日発行