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企業サポーター制度を新設 戦国
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地元でのeスポーツ普及拡大へ
福岡を本拠地とする国内有数のプロeスポーツチーム「Sengoku Gaming(センゴクゲーミング)」を運営する㈱戦国(福岡市中央区中洲5丁目、中島英隆社長)は5月1日、企業サポーター制度を新設した。
同社は今年1月に九電グループの情報通信事業会社、㈱QTnet(同区天神1丁目、岩﨑和人社長)が子会社化。新体制のもと、「九州から、世界へ」をスローガンに、地元で愛されるチームづくりを推進している。オフィシャルスポンサーとは異なる企業サポーター制度の新設でファン層の裾野を広げ、地元でのeスポーツ普及を図る。
企業向けサポーターメニューはプラチナ(年間50万円)、ゴールド(同30万円)、シルバー(同10万円)の3ランクを用意。サポーター企業にはチーム公式サイトで企業ロゴや社名を紹介するほか、プラチナサポーター限定で練習用ユニフォームに企業ロゴを掲出。また、パブリックビューイングや選手参加の懇親会などのチーム主催のイベントなどに招待する。このほか、試合結果の速報やイベント情報などの限定メールマガジン配信や、企業名入りの応援ポスターをはじめ、サポーターランクに応じた応援グッズの進呈などの特典を用意する。中島社長は「eスポーツは今後大きく伸びる市場。多くの企業にチームのサポーターになっていただき、選手のプレーを後押しする大きな力になっていただければ」と話している。
同社は昨年4月設立。資本金1500万円。従業員は7人、所属選手は24人(今年5月現在)。チームは2017年12月に創設。今年5月、世界的に人気のオンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)の国内プロリーグ「LJL」2020年春季シーズンで準優勝を果たした。6月からの夏季シーズンで初優勝と世界大会出場を目指す。
2020年6月23日発行