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企業の海外ビジネス支援を目的とした人材育成講座  SPRINK


来年3月まで半年間6回のカリキュラム

地場企業の海外進出支援などを目的に4月10日に創業したSPRINK㈱(=エスピーリンク=福岡市博多区博多駅東2丁目、元美和社長)は、10月15日から企業の海外ビジネス支援を目的とした人材育成講座「グローバルラウンドテーブル」を開講する。
同講座は海外企業との交渉、海外駐在や出張などで必要とされるビジネススキルを育成することを目的に、海外におけるビジネスシーンの課題点、相手の信頼や要望を聞きだすテクニック、プレゼンテーションなど6つのカリキュラムを設けて実施するもの。月1回のペースで実施し、テーマごとに専門の講師や外国人ゲストとロールプレイ形式で進行する。会場は同市中央区唐人町の妙法寺が主宰する寺カフェあわも。時間は午後7時〜同9時までの2時間。費用は1人あたり9万円(6講座)。
元社長は「本講座テーマごとに専門講師や外国人ゲストを招き、海外でのビジネスシーンで経験する可能性の高い様々な場面をロールプレイ形式で実践していく。スキルもさることながら、参加者同士のネットワークづくりにも役立ててほしい」と話している。
元美和(げん・みわ)社長は1990年4月5日生まれの30歳。福岡市出身。福岡雙葉学園高校―早稲田大学政治経済学部卒。ロンドンスクールオブエコノミクス修了。AIE地域企業連合会九州連携機構や韓国・釜山市にある産学官連携組織の勤務を経て、4月10日に同社を設立した。通訳や翻訳などのほか、地場企業の海外ビジネスを支援する育成講座の実施などを事業内容としており、今回、創業後、初めての講座となる。

2020年10月6日発行