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件数、前月比4件増の8件  福岡市内開発申請状況    戸建住宅が5件


 ふくおか経済・株式会社地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1000平方m以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(10月分)をまとめ、申請件数は前月比4件増の8件だった。
 今回の調べでは、住宅が5件、店舗が2件、バス停が1件。開発面積が最大だったのが、九州八重洲株式会社(福岡市博多区東比恵、山口元嗣社長)が早良区四箇に開発する分譲用の戸建専用住宅で、面積は4114平方m、戸数は20戸。次に開発面積が大きかったのは、地場不動産会社の株式会社サン・プラザホーム(福岡市南区桧原、吉川元美社長)が南区日佐に建設する戸建住宅で、面積は2882平方m、戸数は14戸。また、住宅メーカーの株式会社第一ホーム(北九州市小倉北区、志垣眞澄社長)も東区名子、同区和白東で専用住宅の開発を申請している。
 件数は前月から回復し、特に住宅の開発が活発になった印象がある。一方で、住宅が全て戸建てであることが特徴的。地場デベロッパーからは「現状ではマンションよりも戸建ての方が人材を確保しやすく、建築費の高騰も比較的抑えられている」という声が聞かれている。