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令和初の赤い羽根募金運動スタート 福岡県共同募金会
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目標額は約6億2000万円
福岡県共同募金会(春日市原町、貫正義会長)は10月1日、赤い羽根共同募金運動をスタート、福岡市中央区天神2丁目のソラリアターミナルビル1階のライオン広場前ではANAグループの協力による「空の第一便・伝達式」が開かれた。
伝達式には、貫正義会長(九州電力㈱相談役)、福岡県知事代理の塩川正一福祉労働部次長、福岡市長代理の井口宏樹保健福祉局理事、松永マツエ共同募金会福岡市支会会長、西鉄福岡管理駅の松岡一廣駅長らが出席。式ではANAグループの客室乗務員・堀家彩加さんが出席者全員の胸元に赤い羽根を取り付けた後、県市代表に加藤勝信厚生労働大臣、貫会長、松永支会長に清家篤中央募金会会長のメッセージを手渡し、今年度の募金活動をスタートさせた。その後、西鉄天神福岡駅周辺で伝達式出席者らは福岡舞鶴高校、福岡医療短期大学の学生、教職員らとともに募金を呼び掛けた。
共同募金運動は1947(昭和22)年に「国民たすけあい運動」としてスタート、今回で73回目を迎えた。開始にあたって募金会では、福祉団体や福祉施設などからの申請をもとに、あらかじめ必要な金額を計画し、目標額を掲げた運動を展開している。18年度における実績額(一般、歳末、テーマ型を含む)は7億2448万4696円。うち75%が市区町村で行われている地域の見守り・訪問活動、子育てや高齢者サロン、保育園の遊具整備などに充てられている。県内における今年度の目標額は6億2096万1775円。空の伝達式は1962年から続くANAグループの社会貢献活動の一つ。福岡では客室乗務員による伝達式のほか、国内線出発カウンターや全日空商事が運営する空港売店・ANAFESTAに募金箱を設置し、募金運動を実施している。
2019年10月8日発行