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代表取締役専務に石塚常務 福岡中央銀行
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経営体制の強化を目的に
㈱福岡中央銀行(福岡市中央区大名2丁目、古村至朗頭取)の代表取締役専務に石塚昭二(いしづか・しょうじ)常務取締役北九州本部長が昇格する。6月26日付。
経営体制の一層の強化を図るもの。石塚氏は福岡県出身、1957(昭和32)年8月4日生まれの62歳、西南学院大学経済学部卒。80年4月に福岡中央銀行入行。2003年6月黒崎支店長、06年4月雑餉隈支店長、08年6月人事総務部長。12年6月取締役に昇格。14年4月取締役融資統括部長。17年6月同総合企画部長。19年6月常務取締役北九州本部長(現職)。同行の役員(6月26日付予定)は次の通り。
▼代表取締役頭取 古村至朗▼代表取締役専務 石塚昭二▼常務 布施圭一郎、山下知成▼社外取締役 倉富純男▼監査等委員である取締役 草場勇次、林田スマ、行正晴實、神武章太
経常収益は4・0%減の94億円
また、同行の2020年3月期決算は、一般企業の売上高にあたる経常収益が前年同期比4・0%増の94億7200万円、経常利益が26・3%減の5億8200万円で減収減益だった。
年明け以降、新型コロナウイルス感染症の影響から経済活動が停滞し、日経平均株価が大幅に下落したことから資金運用収益が減少して経常収益はマイナスとなった。経常利益については減益だったが、法人税等の減少から当期純利益が13・5%増の5億4400万円に。3月末の主要勘定残高は、譲渡性預金を含めた総預金が前事業年度末比150億円減少し4617億円、貸出金は県内中小企業向け貸出の増強に努めた結果、110億円増加し3874億円となった。
今期は新型コロナウイルス感染症の影響について現時点で想定される事象を考慮し経常収益が88億円(7・0%減)、経常利益が2億5000万円(57・0%減)、当期純利益が3億円(44・8%減)を見込んでいる。
2020年6月16日発行