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仏焼酎・泡盛コンクールでプラチナ賞受賞 紅乙女酒造
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週刊経済2023年7月4日発行号
受賞酒は「紅乙女樽フレンチオーク」
各種焼酎、リキュールなど製造・販売を手掛ける㈱紅乙女酒造(久留米市田主丸町、鈴木利明社長)は6月12日、フランス・パリで開催された焼酎・泡盛コンクール「Kura Master2023」で同社商品「紅乙女樽FRENCH OAK(フレンチオーク)長期貯蔵」が本格焼酎・泡盛(樽貯蔵酒部門)でプラチナ賞および審査員賞を受賞した。
Kura Masterは2017年から開催しているフランス人のための日本酒コンクールで、21年度からは「本格焼酎・泡盛コンクール」を新設。審査対象を拡大している。審査員はフランス人を中心にフランス国家最高職人の資格を証明するMOF保有者をはじめ、仏一流ホテルやレストラン、料理学校関係者などで構成するという。
受賞酒「紅乙女樽フレンチオーク」は、フランス産の樹齢の長い木材を使用したフレンチオーク樽で3年以上熟成。その原酒をベースにタンク熟成の麦焼酎をブレンドしているのが特徴。原材料は国産麦、米麹(国産)。度数は40度、価格は3850円(容量720㎖、税込み)となっている。また、同商品は今年5月に行われた「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2023」焼酎部門でも金賞を受賞している。同社では「フレンチオークはバニラとリンゴのコンポートのような甘い香りが口いっぱいに広がる。女性にもお薦めの上品な味わいに仕上がっている」と話している。
同社は1978年8月設立、資本金は7千万円、従業員数は43人(パート含む)。