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介護用電動ベッド好調で売上高12・5%増 プラッツ中間決算
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経常は2・2倍の3億2400万円
介護用ベッド、ベッド周辺機器メーカーの㈱プラッツ(大野城市仲畑2丁目、城雅宏社長)の2020年2月連結中間決算は、売上高が前年同期比12・5%増の31億1300万円、経常利益が同2・2倍の3億2400万円で増収増益だった。
主力の福祉用具流通市場で、18年11月に発売した介護用電動ベッド「Miolet(ミオレット)Ⅲ」の売れ行きが好調だったほか、医療・高齢者施設市場で新規開拓などの営業活動を強化した結果増収となった。利益面では、連結子会社のPLATZ VIETNAM CO.,LTD.(ベトナム)の全持分を同社の持分法適用会社のSHENBANG METAL CO.,LTD.(同)に譲渡したことにより、関係会社出資金売却益5900万円を特別利益に計上。その他、為替差益800万円(前年同四半期比80・3%減)、営業外利益として持分法による投資利益5800万円(同2・8%増)を計上し、大幅増益となった。営業利益は前年同四半期比4・9倍の2億6100万円、親会社株主に帰属する上半期純利益は同2・4倍の2億8900万円。
通期予想に変更はなく、売上高が前期比6・6%増の63億3千万円、営業利益が同2・1倍の5億円、経常利益が同35・7%増の5億5千万円、当期純利益が同37・0%増の4億円で増収増益を見込んでいる。
2020年2月26日発行