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介護施設を積極展開し、売上高が過去最高を更新 ウチヤマホールディングス


今期も増収増益見込む

介護事業の㈱さわやか倶楽部、カラオケ店や飲食事業の㈱ボナーの持ち株会社、㈱ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治社長)の2018年3月期連結決算は、売上高が前年同期比4・3%増の264億262万円、経常利益が34・1%増の13億5209万円で増収増益だった。当期純利益は8億862万円だった。
介護施設や放課後等デイサービスなどを18事業所新規開設したことやグループホーム1カ所の買収に伴い増収。利益面では、介護施設の既存施設入居率が94・6%と前期平均を2・3ポイント改善したことや、飲食、カラオケ店の業務効率化を図ったことなどが増益につながった。
事業別では、介護事業の売上高が11・8%増の161億3913万円、セグメント利益が18・5%増の11億7692万円。カラオケ事業の売上高が6・3%減の76億2847万円、セグメント利益が17・4%増の9億421万円だった。飲食事業では、4店舗閉店に伴う集客の減少などで売上高が5%減の17億5723万円、セグメント利益が1383万円(前期は4514万円の赤字)。不動産事業の売上高が4・3%減の6億2332万円、セグメント利益は25・5%増の1億3980万円。ホテルなどその他の事業の売上高が2・9%増の2億5445万円、セグメント損失が3225万円(前期は2559万円の赤字)だった。
19年3月期連結予想は、介護施設の展開加速やグループ間での共同仕入れによる合理化と人員交流で効率化を進め、売上高が5・2%増の277億8122万円、経常利益が1・4%増の13億7147万円と、増収増益を見込んでいる。

2018年5月29日発行