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介護事業社員に1カ月分の給与をプラス シノケングループ


入社1週間で支給

㈱シノケングループ(福岡市中央区天神1丁目、篠原英明社長)は2月から、介護事業のグループ会社に入社した社員に1カ月分の給与を追加して支給する制度をスタートした。

介護事業スタッフの待遇アップのため。入社1週間後に1カ月分の給与を支給、その分は以降3年間で分割返済とするが、分割返済と同額の「新生活支援手当」として補助するため実質的には返済負担がなく、1カ月分の給与を入社直後にプラスして支給することになる。同社では「介護事業の平均月給は全産業平均の約7割程度といわれており、転居費用や就業後、最初の給与支給までの一時的な資金負担などから、就職に二の足を踏んでいるケースも想定される。今回の『新生活支援制度』で介護職員のゆとりにつなげたい」としている。

シノケングループでは㈱シノケンウェルネス、㈱フレンド、㈱アップルケアの3社で介護事業を展開しており、3社に2月以降入社する社員が対象となる。

2018年2月14日発行