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介護予防システムのクラウド版をリリース NINO System
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9月中をめどに
システム開発の㈱NINO System(ニノシステム 福岡市中央区天神4丁目、平山耕一社長)は、9月中に自社パッケージの介護予防システム「フレイル予防通信簿」のクラウド版をリリースする。
フレイル予防通信簿は、加齢により筋力や認知機能などが低下することで起こる生活機能障害や要介護状態の評価システムとして昨年4月に開発し、行政や研究機関に販売してきた。参加者情報とフレイル項目の測定値を登録することで、個人の体力とフレイル度を自動判定するもので、クラウド版は介護施設などで働く健康運動指導士など一般向けの仕様で、モバイル端末を活用することでいつでもどこでも管理者の状況が確認できる。機能面では参加者データの入力作業を簡略化させる。既存システムの販売価格ははパソコン1台あたり年間40万円だったが、クラウド版は月5000円程度。平山社長は「いずれは薬局にも納入していきたい」と話している。
同社は2009年3月。資本金300万円。従業員9人。決算期12月。長崎県対馬市出身。1964年4月16日生まれの54歳。対馬高校卒。趣味は旅行、ドライブ。
2018年9月11日発行