NEWS

今秋から空きテナントの民泊物件化を開始 シノケングループ


天神の自社物件を第1号に

投資用アパート・マンション販売の子会社を傘下に持つ㈱シノケングループ(福岡市中央区天神1丁目、篠原英明社長)は、今秋から空きテナントをリノベーションし、民泊物件として活用する事業をスタートする。

都心部で築年数が古いなどの理由で空室になっているオフィス、店舗などのテナント物件の有効活用と今後成長が期待される民泊マーケットへの対応を狙う取り組み。第1号物件として、同社が所有する福岡市天神のテナントビルの1室(25㎡)をリノベーションして今秋から民泊物件として運用する。

昨年から同社では、民泊需要の高まりと民泊に関する法整備の進展に伴い、東京都大田区の民泊対応マンション、大阪市東成区の民泊対応アパートの分譲など民泊に対する取り組みを始めている。今回の「リノベ×民泊」は、当初自社所有で民泊に適した物件の空室が出た場合に、順次民泊にリノベーションするビジネスモデルの確立を進め、その後、全国主要都市のテナントビルに拡張して、リノベーション工事の受注、民泊運営事業の拡大を図っていく。

2017年8月22日発行