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今秋、本社敷地内に保育所を開業 三省製薬


地域住民も利用可能

化粧品の通信販売を主軸に化粧品のOEM製造、原料開発を手掛ける三省製薬㈱(大野城市大池2丁目、陣内宏行社長)は11月までに、企業主導型保育所を本社敷地内に開業する。

これまで15年以上、社内託児所を運営したノウハウを生かすとともに、社有地の有効利用と内閣府の企業主導型保育事業の助成を活用することで社員の労働環境向上と地域住民などの一般利用の受入れを実現する。定員は15人で社内枠8人、一般枠7人を予定。保育時間は午前7時45分〜午後7時30分まで。対象は0〜3歳までで、一般の保育料は給食費込みの月額で0歳児3万5000円、1〜3歳児3万円を予定する。施設は長年空き家となっていた社宅を取り壊し建築中で、9月末の完成を目指している。保育所の敷地554㎡に、木造平屋の保育施設(延べ床面積127㎡)と園庭に数種類の遊具を置く計画。運営は同社が担い、保育士は㈱アピカル(福岡市)が児童数に合わせ派遣する。同社では「子育てしながら働きやすい環境をさらに整えていきたい」と話している。

同社は1960年3月創業、62年3月設立。資本金8767万円。従業員約100人。2017年5月期の売上高は26億1000万円。

2017年7月11日発行