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今期3カ年新中計スタート メディアファイブ


最終年度売上高20億円突破へ

ソフトウエア受託開発、システム開発のメディアファイブ㈱(福岡市中央区薬院1丁目、上野英理也社長)は2019年6月の新年度から3カ年の新中期経営計画をスタートした。
企業のIT関連投資は拡大傾向で、同社はITエンジニア育成や採用に注力しているものの、人材流出や人材定着という面で課題を抱えていることから、ビジネスモデルや事業環境を再構築するもの。「進撃のエンジニア2022」をテーマに、初年度は人材流出を防ぐため待遇改善など人材投資の積極化に伴い損失を見込むものの、最終年度で売り上げ増加と利益体質を目指す。2019年5月期売上高は14億3100万円で、新中計最終年度となる22年5月期は売上高が20億8500万円、経常利益が7500万円を見込み、エンジニア数100人以上増加を目指している。
上野社長は「IT未経験者の学生を積極的に採用し無料で受講できる研修制度に加え、奨学金制度を実施するなど、エンジニアの早期育成、また、社員満足度向上により人材定着を強化していく」と話している。

2019年8月20日発行