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今期売上高過去最高の40億円見込む 興永産業
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週刊経済2023年11月14日発行号
商業・住宅事業が好調
商業施設プロデュース事業や住宅事業、フード事業を手がける興永産業㈱(福岡市城南区荒江1丁目、津田拓社長)は2023年12月期決算で売上高が前年比25%増の40億円を見込んでいる。
同社が得意とする大型ドラッグストアやホームセンターをはじめとした商業施設プロデュース事業の受注単価が高まっていること、福岡市内で展開する建売ブランドの戸建て販売や戸建て分譲地販売などの住宅事業が好調のため、売上高過去最高となる見通し。また、売上高向上に比例して収益性も向上しているという。今後は喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」の新出店計画でフード事業を強化するほか、住宅事業では戸建て分譲地の開発区画大型化(20区画程度)を図る。また、年初にリリースした注文住宅「KOEIデザインハウス」の受注増を図る中、25年12月期には売上高50億円を掲げる。津田社長は「3事業を着実に育てていきたい」と話している。
同社は1999年1月設立。資本金3千万円。従業員130人(アルバイト・パート含)。